しゃちょーうさのblog

有限会社ブルーゲイル社長、宇佐の日々あれこれ 会社HP(http://www.bluegale.co.jp)

カテゴリ: 日常

あのとき別な決断をしていたら今頃は~なんていう事を考えたりする訳ですが、
(またそういうのは失敗したなーっていう時に考えたりするもので)
はたして”あの時に”別な決断って出来たのか?というのも考える訳ですよ。

あの日、あの時、あの場所で、これじゃない別な決断って出来るのか?
その時には、それが最良だと思って決めた訳で。
神視点で、その後の事を分かっていたら、あーその決断はやめとけっていう
事も考えられるけれど、まったくその後の状況を知らなかったら結局は
同じ事をまた選んじゃうんじゃないのかなってね。

よくSFでその時の違う選択で、別な人生を歩んでいるのが多重に存在している!
なんていうのがあったりしますが、自分的にはそれはないんじゃね?って思ったり
します。どのレベルで違いを作るの?一分一秒ごとの差にしたって指数的に
増えていくよ?って思ってね。

あと、ビッグバンで宇宙が始まって広がったのが、いずれまた収縮していって
一点に戻りまたビッグバンが起こって宇宙の歴史が始まるっていうのを聞いた時、
リセットされたら、またこれと同じ事がそのたびにずっと繰り返されるのかな?
っていうのを思いついて、まぁ良い事ばかりならいいんですけど、悲しい出来事
なんかもまた繰り返すのは勘弁だよなぁなんていうのも考えちゃう訳で。

今、読んでいる本で一卵性双生児は遺伝子なんかもまったく同じ訳なんだけど、
それでも指紋っていうのは違うっていうのを書かれていて、たしかにそうだよな
って思ってね。双子で指紋がいっしょなら指紋認証セキュリティの意味無いよね。
まったく同じ遺伝子でも、かすかなゆらぎっていうのは有る。
育った後の性格の違いなんかはもちろんあるけれど、生まれ出る前にも違いが
発生しているっていうのを知って、宇宙の繰り返しっていうのもまったく同じ
じゃなくて、やっぱり今のこの世界は今しか存在していない。
ビッグバンが何度繰り返されても、まったく同じ今ってのは存在しないんだろうな
なんて思う訳です。
別な人生があったんじゃねーって考えてるよりは、今を考えなってことで。

昨日、手稲ハイランドにスキーに行ってきました。

寒いのは大嫌いなので、背中にカイロ貼ったり、しっかり着込んで行ったのですが
午前中は曇り雪で、滑っていても、リフトに乗っていても顔面にバシバシ雪があたる
状況で試される大地北海道!な感じでした。

それでも午後からは晴れ間も見えて、眼下に札幌の街並みが広がるのを見ながら
滑るスキーは気持ち良かったですね。

スキーをするときはいつも頭の中で、位置エネルギー→運動エネルギーの式を
考えてしまう私です。

生身でこれだけのスピードを感じられる機会ってなかなか無いし、(車だと
鉄の箱の中だからね。これを味わえるのはバイクくらい)一瞬の判断遅れが
痛い事になってしまうというのも感じられる、まさに今この瞬間というのを
味わえる機会だったりもしますね。
もちろん、自分の限界値を考え、安全マージンを取りながら滑ります。
いつ、どこから制御不能になった人がつっこんでくるかわからないし。
前を見ながらも、横や背後からの音にも敏感にもなるし。

そんな訳で、スキーに行くっていうのは失われた野生をちょっと取り戻すような
感じだったりもするのかなと思ったりもします。

バーチャルでもいろいろ出来るようになってきてるけど、スキーだけは実際に
滑り降りたいですね。寒いぞくそーって叫びながらw


うちの子も朝っぱらから着付けだなんだで送り迎えで走り回ってました。

2時間ほど待ってなきゃならなかったんで、途中にあったミスドで待つか
でもスマホポチポチなんか2時間もやってられねーってことで、これまた
近くにあったコンビニで週刊誌なんかを買っていくことに。

ぱっと目にはいった文春を買ったんだけど、こういうオッサン週刊誌って
400円位するんだね。普段オッサン週刊誌買うことないし。
飛行機なんかで2時間くらい時間潰すっていう時はいつも週刊アスキーを
買ってたよなそういや。ずいぶん前に紙媒体では休刊してるよね。

オッサン週刊誌も銀行や病院の待合所に置いてあったら、ひまつぶしに読むかって
いう位で、文春買う時もあーこれがセンテンススプリングなアレですねっていう
認識で。
芸能界ゴシップもどうでもいいし、ネットニュースの見出し眺めてりゃいい位で。
トランプ氏なんかの政治情報も、紙に載ってる時点でちょい古いよなこれって
感じるし。ネット、スマホで新しい情報がすぐに見られる昨今、紙は大変だなぁ
って改めて思うね。

そんな中で、生物(なまものじゃなくせいぶつ)コラムが一番面白かったなぁ。
生命の起源が海中深く海底火山周りに生まれた好熱菌で、それって最初の地球は
磁場がなくって太陽風が地球の地表に直接降ってきて、そのエネルギーがすさま
じすぎて地表付近なんかじゃ生命活動なんかできなくて、そのうち磁場が出来て、
太陽風をねじ曲げる勢いになったから、ようやく地表付近で生命活動が行える
ようになったなんていう話が一番わくわくするね。

静かなお正月を過ごし、今日から仕事始めです。

今回は帰省しなかったので、札幌でのんびりと過ごしていました。

半分見たあとずっと見られてなかった「氷菓」のblu-rayboxを出してきて
後半部分をようやく見ました。
美術が良い仕事してますよね。飛騨高山に行って聖地巡礼したくなりますね。
今回のタイトルはヒロインえるの名言です。
はぁぁ、ええ子や。

調べていたら「君の名は。」の飛騨とも近いんですね。
両方合わせて、行ってみたくなりますね。


いろいろと試してみても、なかなか成果の出てこない一年でした。

次の3Dもまだまだ時間がかかりそうで、自分との闘いが続きそうです。

昨日、本屋で『GRIT 平凡でも一流になれる「やり抜く力」』という
本を買って、読み始めました。

誰でも名前を聞いたことのある一流人も、天才だったわけでも、ずば抜けた
才能があった訳でもない普通の人だった。
だけど彼らには確固たる決意、気力、不屈の精神つまりGRIT(グリット)
があった。

という本です。
気を抜くと、もういいんじゃね、だめなんじゃねっていう弱気虫が顔を出して
くるのを、なだめ、押し込め、蹴り飛ばし、見ない振りと日々折り合いを付け
ながら、でもまだやれるんじゃないかと一歩前へと進むために、少しでも
自分を肯定しようと読んでいるのかもしれません。
しんどいけれど誰にこっち行けと言われた訳でも無い、自分で選択してきた
道だからね。

そういう人生を選んじゃったんだなぁと苦笑いしながら、また来年に向けて
準備する年末年始としたいですね。

ブログを読んでくれている皆様ありがとうございました、よい年越しを!

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