しゃちょーうさのblog

有限会社ブルーゲイル社長、宇佐の日々あれこれ 会社HP(http://www.bluegale.co.jp)

2016年11月

本屋で見つけた新書です。

音楽業界のCDが売れない、ライブやフェスが好調っていう事の
背景がわかります。
今の流れは「所有」から「体験」っていうことなんですね。
物、溢れてるもんなぁ。

あとびっくりしたのがitunesなどのダウンロードも減ってきているんですね。
その代わりに上がってきているのが「聴き放題」の定額ストリーミング。
海外ではもうストリーミングでしょっていうのが普通なんだけど、
日本じゃ配信すらOKしない人達がいるから、未だにCD買うか
CDレンタルかとかそんなレベルでしかやってないって、あーたしかに
ジャニ……っとかですねw

皆インターネットっていう時代になってロングテールが期待されていたけど、
実際のところは売れる人達がより売れている状況で、ロングテールも伸びに
伸びちゃって金にならんですわっていう二極化がより激しくなってる現状だ
っていうのもたしかにその通りだよねっていうのが分かるね。

音楽業界だけの話じゃないですわ、これ。



週の初めにさくっと観に行ってきました。

シャアセイラ編ラストということでしたが、セイラさんの登場シーンは
少なかったですね。回想シーンで出て来たくらい?

ガンキャノンのプロトタイプを見て、テム・レイが「これじゃ勝てん」
って言うんだけど、あれはコアシステムが入ってない、ってことは
RXシリーズに比べて出力が格段に低いモデルってことなんだろな
なんていうのを思いながら観てました。

相手もランバ・ラルに黒い三連星にシャアだったら、そりゃもう一方的に
やられちゃうよね。 モビルスーツの性能もこの時はジオンの方がかなり
先行しているし。

それにしてもよくストーリーのつじつまを合わせて、作っているなぁって
感心しますね。
当時としてはテレビの年代わりシリーズの流れの中での1作だった訳で。
ガンダムの次がトライダーG7、その次がダイオージャだったからね。
どんだけガンダムが特異点だったのかってことだよね。

ルウム戦役編もまだ先ですが、楽しみにしています。
ヤマト2202も始まるし、おっさんのお楽しみはまだまだ続くね。




「この世界の片隅に」映画が好調なようで良かったですね。

日経新聞のコラム欄でも今年は当たり年だってことで、紹介されていたくらいで。

映画を観ていて、ん?と思った所もあったので、漫画を買ってきて読みましたら
なるほどそうだったのかーっていろいろと疑問が氷解しましたよ。

漫画の三分の二くらいが映画になっているんですね。

結構重要なエピソードを、監督さんは思い切って外したんだなぁっていうのが
分かります。

今回の映画を作り上げるために、お金がきびしくてクラウドファンディングを
使ったりしていた事情もあったので、それも大きいのでしょう。
また、外したエピソードを入れようとしたら、1.5倍の上映時間、3時間越えの
映画になっちゃうので、それじゃ映画館としても回転が悪くなって上映館も
増えないし、苦渋の選択だったと思います。

それでも映画じゃないと出来ない表現、迫力、間の取り方っていうのもあるので
これはこれで有りだと思いました。

映画、漫画両方を見て、読んで、ようやく「この世界の片隅に」というものが
分かった気がします。

昨日、買い物でホーマックに行った時に文具売り場でなにげなく手に取った
プリキュア塗り絵。
毎期作られるよねこれ、いつも思うんだけど微妙に絵が下手なんだよね
なんて思いながらぺらぺら見たら、んんっ!

あれ?絵が上手いんですけど。

こういうのってキャラクターデザイナーが描く訳じゃないよね。
たぶん版権絵のギャラが高いと思うんだ。
なので表紙絵は見られても、中の絵はアニメーターさんが任されて、
それもあまり腕が良くなかったりでダメダメっていうのが常なんだけど
今回のは大きいお友達も大満足だよ、これ!っていう内容で。

その時はそれで終わったんだけど、家に帰ってインターネットで調べてみたら、
番組開始時に作られた2種類(AタイプとBタイプ)は出来が良い。
番組中盤で作られた2種類(CタイプとDタイプ)はやっぱりダメダメに
戻ってるというのが判明。
ホーマックで見たのはAタイプ。

そうなるとまた実際どうなのかが気になってきて、夜中にコーチャンフォー
まで行って、そこにあったAタイプとCタイプを見比べて出来を確認し、
Aタイプを買ってきました。
Bタイプも気になったので、ネットで購入。あちこち探し回る時間を
時給計算したら、ネットで送料払って買う方がずいぶん安いw

セイカの塗り絵シリーズなんだけど、サンスター文具ってなっていて
セイカノートって昔そういう会社あったよね?と思ったら
セイカノート出していた株式会社セイカはバンダイナムコHDのグループ
会社だったけど、今はサンスター文具株式会社に事業継承されてブランドが
続いてるんだって。

まさかのプリキュア塗り絵でこんなに探求してしまうとは…

さきほど観に行ってきました。

劇場前で知り合いと会って話をしたら、その友人は朝イチ上映を見終わった
ところで、私はこれから見に行くところってことで。
その友人は何回も見たい映画だけど、すぐにもう一度見るにはキビシイな
っていう事で、戦時中の話だし、広島の方が舞台ってことはあの原爆が
落とされた日ももちろんあるよなっていうのは感じていたので、それじゃ
見終わったらまたお話しましょうってことで別れました。

漫画は読んでいなくて、ストーリーも映画のあらすじで紹介されている
くらいしか知らないので、まったくの白紙状態でした。

日常描写がやわらかなキャラデザと相まってほのぼのと進むだけに、
次第に近寄ってくる戦時中の描写がなんとも言えない重さで。

こんな思いを何千、何万という人達がしていたんだと考えると、戦争って
いうのはやっちゃいけないってつくづく思いますね。月並みなんだけど。
平和な日本の今という時代に生まれてきた幸運っていうのを感じます。

亡くなった母が子供の頃、まだ戦時中で祖母と墓参りに行ったときに、
山の向こうから米軍機が現れて、水路に伏せて祖母がおおいかぶさって、
浜の方で機銃掃射で亡くなった人が居るっていうのを毎年墓参りに行く
たびに聞かされていたりして、戦争は遠い彼方の絵空事じゃないって
いうのもあるし。

いろんなシーンを思い返しちゃうので、たしかに友人の言うようにすぐに
もう一度っていうよりは、自分の中で落とし込んでいって、そこでもう
一度っていうのが良いなっていうのは感じますね。

映画一番最後のカット、自分も絵が好きで描いたりするのでそれがもう
出来ない、でも日常は続く、生きていく……って考えると、いやー
やっぱり重いよね。

あと今は週末日曜の夜くらいしか家族でいっしょにって出来ていないんだけど
皆でいっしょに夕食を食べるの大事ってことで。

このページのトップヘ