本屋で見つけた「画業60周年 松本零士の零次元漫画館」を読んでいると
また作品を読み返したくなって、本棚から「クイーンエメラルダス」を抜き出し
読んでました。
何度も読んでいるんだけど、しばらくするとほどよく忘れてくれるお気楽な
脳みそなので、こんな話だったかーとお得だったりします。

「クイーンエメラルダス」は主人公のエメラルダスと共に、もう一人の登場人物
海野広が重要な役となっています。
彼は”イカダのような”宇宙船で地球から火星まで飛んで墜落します。
そこでエメラルダスと出会うのですが、誰の力も借りずまた宇宙船を作って
飛ぶんだという頑なな意思で、他の人から見たらカメのような歩みだけど
先へと進んでいきます。途中で完璧な宇宙船を目指したばかりに、宇宙に
飛び出せないキャラも登場します。

「クイーンエメラルダス」を読んで思うのは、考えてばかりいても始まらない、
批判も批評も関係ない、自分が進みたいと思う道を小さな一歩でも先に
進んでいくと意思を持ていう事ですね。

一行でもコードを書く、一枚でも絵を描く、こんな事をしても目指す目標は
はてしない先だと絶望しそうになったりもするけれど、それでも書く、描く。
そのうち、あれ?俺なんかちょっと出来てるかもっていう時が来ます。
それを知っているから今日も、コードを書いて、エラー出して、脳みそ
しぼって解決法を考えます。